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薬剤の副作用による神経障害
現代では多くの薬剤が流布しており、その副作用も枚挙に暇がない。
比較的みられやすいものは次のようなものである。
1.向精神薬(ハロペリドール、クロルプロマジンなど)
や消化管調整薬(スルピリド、メトクロプラミド)はパーキンソニズムをきたす。
2.末梢神経障害を起こすものには、ビンクリスチン(抗癌剤の一種)、
クロラムフェニコール・チアンフェニコール(抗生物質の一種)、
ニトロフラントイン(尿路感染症治療薬)、イソニアジド(抗結核剤)、
フェニトイン(抗てんかん剤)などがある。
3.難聴をきたすものにストレプトマイシン、カナマイシンなどがある。
視力障害をきたすものに、エタンブトール(抗結核薬)がある。
4.カルモフールやメトトレキセートなどの抗癌剤は中枢神経系障害を起こす。
5.経口避妊薬は脳血栓症の原因になることがある。